今日は黒埼ちとせのはなしをします
今日は黒埼ちとせのはなしをします
今日は黒埼ちとせの話をします。
2019-03-06現在、巷を騒がせている、
ボイス持ち
ユニット
曲あり

で実装されたアイドルの片割れ、金髪の方です。
黒髪の方は白雪千夜。黒埼の相棒。

最初期はユニット持ちの状態でセット実装されたり、報酬SRの顔が近かったり、「百合営業か?」と多くのPさんが色々な意味で臨戦態勢でイベントに臨んでいた気がします。

まずこの二人で話題になったのは白雪の方。
Pを「お前」呼ばわりする、アイドルやりたくてやってんじゃねえよ的態度。
そしてイベコミュ内で明らかにされた壮絶な過去。
白雪は黒いインナーを身にまとって、スマートな印象を与えますが、その下の肌は…と辛い想像がよぎるものとなっていました。

同イベント内では、黒埼の境遇についても語られていました。
端的に言うと、黒埼ちとせは死期を身近に感じるほどの虚弱体質でした。
白雪の「オリジン」を全てを失った火事だとするなら、黒埼のそれは近い未来に確実に来る「死」です。
白と黒、相反する名前もそうですが、「過去の絶望」「未来の絶望」ふたつの対称的な絶望を背負っているところも、反転した関係になっています。

タイトルに戻る。今日は黒埼ちとせの話をします。
あわやレズ売りか!?と思われた今回の白黒ですが、その究極的なところは黒埼ちとせの終活でした。
さて、黒埼が死ぬとして「片付けて」いかなければならないものはなんだろう?
これはふたつあると思ってます。
イベコミュ内で中心的に語られたのが、ずばり、ひとつめの「白雪千夜」です。
黒埼曰く「かつては愛らしい少女だった」らしい白雪。
現在の白雪千夜からかつての白雪千夜を引き出すこと。それが黒埼の望みのひとつ。
そこに、たとえもう黒埼がいないとしても……たとえ白雪がふたたび大事なものを失ったとしても、白雪が闇に落ちない強さを手に入れること。
あるいは、仮に闇に落ちたとしても、もう一度、自分のように白雪に手を伸ばしてくれる「だれか」を探すために。

黒埼ちとせは語る。
「(白雪千夜を)私のものにしたの。」

あ、悪性〜〜!!
語り口が悪意に満ちている〜〜!! 女主人らしい横暴さだ〜〜!!

本当かよ?

私のものにしたとか、契約とか、いかにも自分に責任があるような言い方で、白雪をアイドルに仕立て上げて。
けれど、よく思い出して欲しい。
一見、横暴なお嬢様として白雪を振り回してるように見えて、実はその渦の中心にいるのは白雪なんですよね。
すべては、大事な妹分が、ふたたび光を取り戻すために。
そのための悪役ムーヴを、自分が死ぬからって全部墓まで持っていくつもりですよこの女。
迫る死を前に、それでも自分以外の誰かの未来を思って行動できる黒埼ちとせという女。
吸血鬼なんてとんでもない。
黄金の精神の持ち主だよこいつ。

そして、黒埼が片付けておきたいものふたつめ。
地味に健在が説明されている、黒埼の「両親」。
黒埼はもう、両親に先立つと確信してしまっています。
そんなとき、老後の二人を守るものは誰がいるだろうか?金持ちだしいそうではある。
その問いにすぽっと収めるには白雪は割とちょうどいいんですよね(爆)
白雪は黒埼父母の養子にはならず、黒埼夫妻に後見人になってもらってはいるとはイベコミュ内で語られてはいますけど、それでも彼女の善意が、自分の両親も救うなら、それはそれで具合がよいのではなかろうか。
とんでもねえ漆黒の精神だよ。

というわけで、清濁併せ呑みつつも、それでもすべての行動が他者のためのものとなっている黒埼ちとせ、おれは彼女をこう結論しました。
ダークヒーローが来たぞと。
もう死ぬからってこいつやりたい放題、残酷な善を振りかざしてるぞ。

それをまだうら若き黒埼に徹底させてるのが、目前に迫る死。
おれは今後彼女がウエディングの仕事したら泣くし、水着着ても泣く。
黒埼の死は、きっと本来ならそういう未来を追い越してやってくるものだから。
他の子が未来や希望を語り、それを歌うデレマスの曲は、彼女の耳にはどれだけ残酷に響くだろう?
だって黒埼はもう覚悟完了して、それで終活をしてるんだぞ。
その覚悟の前に立ちはだかって、揺るがしてしまうことは、本当に正しいのか?
「生きろ」と彼女に伝えるのは、正義のツラした無思慮な悪魔とかゴブリンのセリフじゃねーのか?
わからない。
黒埼自身、きっと、本当にやりたかったのはアイドルじゃない。白雪のプロデューサーだ。
それはイベコミュのPも見抜いていて、だからこそ、「(輝くのは)君もだ」とPは指摘してると思うんですよね。
そして、それは、「黒埼からの白雪への想いのバトンは確かに受け取った」という意思表示でもある、と俺は信じたい。
また、彼女に生きることを願うことがどんなに残酷なことであろうとも、我々には彼女をプロデュースするという付き合い方しかできないという意味でもあるし、つまり、「きみの人生の究極のところに関わる気は無い、俺たちは俺たちの仕事を為すだけだ」という意味でもある。
だから、「わからない」と言うしかない。
おれたちにできるのは、黒埼が「今日もよく生きた」と思って眠りに就く日々を祈ることだけだ。

ところで最後に好きな曲の歌詞とか載せちゃう。
現在 此処にある僕らを
そうさ 未だ見ぬ明日を
どんな悲しい最期が待ち受けていようとも
それを「希望」と呼ぼう

メラドin西新井

2019年2月18日
メラドin西新井
知らなかったのか? 埼玉県は足立区の中にあるんだぜ。俺たちの心の中にも…な。

というわけでディレイを見てきました。メラドDay2!!
隣の席の人が紫のペンラをバルログ持ちしてたんでもしや…と思ったんですが、そのまさかでしたね。飛鳥P。
その方とは結局一言も言葉を交わさず帰りましたが、それもまた飛鳥P。
俺たち今最高に飛鳥Pしてる…って感じでしたね。

さて。
全曲順番に並べてみようかとも考えましたが。
・共鳴世界の存在論(オントロジー)
これを語りたい。早く!!
共鳴世界の存在論(オントロジー)は「お願い!シンデレラ」である。
この曲は、誰に向けた歌だろう?
「ボクら」?「キミ」?
ではその、「ボクら」とは誰だ? そうやって因数分解(バラ)していったときにたどり着くさきの一つが、「同僚のアイドル仲間たち」なんじゃねえかな、と俺は思います。
186人、それぞれにアイドルになった理由がある。
あるものは、それまで手にしていたものを捨ててまでこの世界に入ってきた。
それは何故?
いろいろあるよね。
だけど、結局のところ、それは自分で決めたこと。
誰にも理解されない、その必要すらない、心の声。
「誰にも届かない声」が、「聞こえた」んですよね。
そして、「ボクらは同じ」になった。
同CD内で、二宮飛鳥の語る、尊敬し合える仲間たちに。
自分自身の孤独な決断に向かい合い、「アイドル」になったものたちは、誰にも共有できない葛藤とかをきっと抱えていた。
「職業」と、「抱えた葛藤」このふたつについて、共鳴世界の存在論(オントロジー)は「ボクらは同じ」っていってると思いたいんですよ。
存在論は彼らの苦悩を理解するし、だからこそ、「存在の理由を この歌を そしてキミを叫び続ける」って歌うんですよ。
キミの苦悩は気高いと。
キミの葛藤は美しいと。
そもそもいい歳した姉さんたちが仕事辞めてアイドルってそーとーイタいよな。
だから、この曲は、「お願い!シンデレラ」なんだよ。

お願い!シンデレラは誰の曲でもないし、だから誰が歌ったっていい。
共鳴世界の存在論(オントロジー)もそうだ。
名義が二宮飛鳥になってるけど、これはもっともっともっと!色んな子が歌うべき曲だと俺は思う。
そんな共鳴世界の存在論(オントロジー)は、4,5thと二宮飛鳥のソロで披露されてきた。
この曲を最初に歌う二宮飛鳥以外の子は誰だろう? 俺はずっと楽しみにしてきていた。
「歳も同じで、仲良くさせてもらってるみれーちゃんかな?」
「Dimension予告もあったししきにゃんかな?」
そんな風に思っていました。
違った。
速水奏が来てくれた。
速水奏役を担当される、飯田友子氏が希望してくれたそうだ。
俺は吠えた。

存在論が発売されるまで、ずっとホテルを聴いていた。今でも大好きな曲だ。
そんな中行われた4th、SSAで例のイントロのさなか映し出された二宮飛鳥のシルエット。俺は忘れることはないだろう。
彼女は、ウチのを、そのソロ曲に触れさせてくれる機会をくれた。
俺は吠えた、何度も何度も。
二宮飛鳥は、速水奏にはそういう借りがあったのだ。
だから、今回、存在論に来てくれた最初の子が奏で、本当に嬉しかった。
「あのときの続きをやろう」と言われているようで。

しかし本当に奇妙なことで、「ソロ曲をシェアしあう」なんてのは、それなり以上の濃い関係があることが大抵で、大抵の場合はデュオユニットがあるんですよね。
で、二宮飛鳥と速水奏にそういうモノがあるかっつーとなかなか答えづらいところがあり。
そういう、あえて言うならば、「尊みの薄い」「物語性のない」にも関わらず、強烈な実績だけが積み上げられていっている状況なんですよね。
観客の中からゲーム中のLIVEバトルを見て、「こいつらは何者なんだ!?」「なんて名前なんだ!?」ってなってるときの感覚が現実になっている感すら感じます。
二宮飛鳥と速水奏の関係性についてもっと語っていきたいところですがとりあえずここまでにします。
絡みは今後も定期的に欲しいところですが、それはそれとして状況を思うとユニット来ない方が美味しいんじゃねえかとすら思ったり。
‪二宮飛鳥「境界にて」 | 和三盆スフィンクス
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10701942

二宮の誕生日ってことで、SSを書いたんです。
我ながら野暮だとは思うんですが、解説みたいなのがしたいなと。

内容は、ざっくり言うと、二宮飛鳥が「モバマスの事務所」に所属するまでのお話です。
なんでこういう内容になったかは謎です。
誕生日だからですかね。

とはいえ、多くの人が二宮について初観測した、「エリアボスとして登場した時のセリフ、あれ結構謎が多いっつか意味不明ですよね。

「キミたちはなぜアイドルになったんだい?」
「ボクはその理由を探しているんだ」

アイドルというのは、「である」ものではなく、「なる」ものである以上、その理由を探すというのは、ちょっと直感的ではないよね。
全体的に、「意味深なことを言わせよう」という気概は感じますが、まあ、意味深と意味不明は違うよね。(侮蔑の目)(白けた顔)
こういうことばっかだから二宮は虚無なんであって、無責任に「違うよ!」なんて言うべきではない。聞いてんのかめざシンのP

という話をしたいんではない。
そういうふうにつまんねーことを言う二宮になんとか肉付けをしていこう、というのが今回のSSの主題になりました。主題後付けかよ。
とはいえ、おれは今回のSSの解釈に納得がいってないというのが正直なところです。
ちょっとユーモアに欠けてるし、二宮が惨めすぎる。どうしてこうなった。

おれは少年漫画畑で育ったピチピチの魔法少女なんですが、二宮はマジで動かしづらい。
自分から働きかける能力がすごく弱くて、だから物語の原動力にならない。
逆に、問題が既にある状況、自分以外の「何か」が中心だと動かしやすい感じ。

何か、というのはイベントのことですね。
二宮飛鳥と誰かという二人きりの世界だとてんでうまくいかない。
そこをいかに用意できるかにだいたいかかってる気がする。
二宮飛鳥に曲をリクエストしよう!番外編(表裏一体)
二宮飛鳥に曲をリクエストしよう!番外編(表裏一体)
さて
デレステの曲リクエストしよーぜの期限は1/31までですが、みなさん二宮飛鳥に理想を押し付けてますか?

今日も今日とて理想を押し付けていきましょう、という話なんですが、今回は趣向を変えて、ユニット曲の可能性を模索していきましょう。

というわけで、これ。
https://youtu.be/eKoD2CRr_KA
ゆず、「表裏一体」。
BOOM BOOM SATELLITES、「KICK IT OUT」

https://youtu.be/JWZlVNV8xVg
ライブ版も貼っちゃう。

圧倒的に「白」と「黒」ですね。

色の曖昧になった世界で、陰影だけがビビッド。

そういう世界観を湛えた二宮飛鳥のユニットを俺たちは知っている。

知らないわけがない。

あるいは、二宮飛鳥の代名詞とも言えるユニット。

ダークイルミネイト。

というわけで、ダークイルミネイトというものの所感についてつらつら語っていきたい。

まずダークイルミネイトってどうゆう意味ですかってところからおれは議論を始めたい。
デレステのえばもあでコミュは「闇の輝き」と呼ばれたし、俺は「闇を照らすもの」とも読みたい。また「illuminate」という語の中に「病気」に関連する「ill」という語が含まれてるのも、中二病概念とのつながりが感じられて大変ポエット。
あるグッズでは「illminate」とも書かれたことがある。二宮本当こんなんばっかりだな。

闇の中から照らし出すもの、闇を輝かせるもの、闇を暴くもの。
さまざまな取りようがあっていいと俺は思う。文法は知らん。
大事なのは、彼女らは光と闇に彩られた、表裏一体であるということ。

Q, では、二宮飛鳥と神崎蘭子、いずれが闇で光なのか?
A, 人それぞれでいいでしょ。面倒だし。
というわけでおしまい。

良い子ぶりっ子の時間はなァ!!

ここからは一飛鳥Pとしての所感を述べさせて頂く!

俺の結論からいいますと、二宮飛鳥と神崎蘭子はそれぞれ相克する光と闇なのですよ!!

繰り返すがこれは一飛鳥Pの所感なんで蘭子ちゃんのPさんから見て「ちゃうやろ」ってところはガンガン棍棒でぶん殴って欲しいんですが、

蘭子ちゃん、銀髪赤目巨乳と、外見がめちゃくちゃ日本人離れしている。
なんなら西洋人でも滅多にいない、ずば抜けた外見的特徴を持ってると思います。

そんな蘭子ちゃんは、多分それなりに奇異の目で見られる人生を送ってきたと俺は想像します。
そういう周囲の無遠慮な視線に対して、どうやって折り合いをつけたか?
それが、魔王ロールなんだと思います。

(もちろん本人も嫌いではないからこそでしょうが)、外見がずば抜けているなら、内面も小さく縮こまるのではなく、そこに近づけてしまえ!という発想のもと、蘭子ちゃんはああいう振る舞いをしているんだと、俺は想像しています。想像しています。

まとめるなら、「外見に内面を追いつかせようとしているのが蘭子ちゃん」なわけですね。

さて、では二宮飛鳥です。
二宮飛鳥がちょくちょく口にするのは、「ボクはボクらしくあっただけ。だけどそれは周囲から逸れる道だった」といった内容。

しきにゃんとかと絡むと突っ込み役になりがちな印象がありますが、二宮自身も精神面ではアウトロー寄りなんですよね。

そういう一人沈んでいくたちのところにPが手を差し伸べたから彼女はアイドルになったわけですが、まあそれはまた別の機会に。

そんな風に歌舞いた子供であるところの二宮、外見は正直かなりおとなしいです。
彼女の特徴といえば衣装やカードごとに変わっていくエクステでしょう。

逆に、エクステを取り外すと印象はかなり薄味というか、シルエットにするとほぼほぼちゃんみおと被っちゃうというか、なんか反応に困る感じになります。

二宮飛鳥はエクステを使って、精一杯外見を飾り立てることで、目に見えない精神性の歌舞伎ぶりを表出させようとしているわけですね。

つまり、「内面に外見を追いつかせようとしているのが二宮」というわけです。

お? どっかで見たぞ? これと真逆のものをよ!!
ちょうど10行くらい上に行ったら似たような文が見れそうですね?

神崎蘭子と二宮飛鳥、似た者同士なんてとんでもない!
むしろ、その在り方や生い立ちは、きっと真逆――表裏なんだ。
そもそも髪の色が銀と金?であるよ。
そんな、真逆であるふたりを結びつけるキーワードが「中二病」。

「中二病」の名のもとに、「異端の美貌」を持つ少女と、「異端の精神」を持つ少女が出会った。
そうして、「私たちは同じだね」って手を繋いだ。

表裏一体。


ダ ー ク イ ル ミ ネ イ ト
光輝くほど濃くなる影。

二宮飛鳥は何者なのか?
恥ずかしい話。
ダイマタグあるやん。ヒの。
あれで二宮飛鳥もダイマきたら嬉しいな~~って人のツイートが俺のTLに回ってきたわけ。
さあ俺の出番ですよ。
と思ったときに、はて、なにを書くべきかなって。

いやきっと書きたいことはあるんだろうさ。
俺自身ちょっとやばさは感じてるが、それでもまだ枯れてないって信じている。
だけど恨みごとや憎しみを介さずにそれを届けることはできるのか?っていうのはまあ普通に疑問で、手が止まる。
ので!
これではまずいということで!
ちょっと振り返ろうかなって。

さて。
二宮との出会いは、ぜんぜん覚えてません。
声が付く直前に二宮を知ったんですけど、まあ、声つく前に、TLにろくにPもいねえのに(それも二宮飛鳥のPがいないという意味ではなくアイマス、とくにデレマスに触れてる人がろくにいねえという状況だ)、どうして二宮飛鳥を知ることができたのか?
そこは俺も常々疑問には思っていますが、まあ、なんか運命なんでしょう。

声つく直前なんで、当時最新のカードは多分アブソリュート・ゼロってことになるんでしょうか。(追記:桜風でした)
これのテキスト、特に特訓後の挨拶はすげー好きなんですよね。
以下引用
…クッ。この肌を裂くような寒さが、ボクのナカに眠っていた熱を暴き出す…もはや逃れる術はなく、詫びるべき咎もない。なら…歌うしかないだろう、アイドルとして。嘆きの息を…声に変えて!

引用終わり。
「熱」「咎」「嘆き」。
そういうのが内に眠っている魂。
普段からなんかこう特に理由もなく生きづれェ~~~~呼吸するだけで罪悪感~~~~と思っている俺には、胸の中心で受け止められるような言葉でした。お前もそうなんだな、って。
誰もが飼っている。心にケモノを
凍えそうなときにすら、ヒトはヒトであることをやめられないのさ

相反するふたつの台詞が同じカードのお仕事台詞にあるってのも面白いですね(今気づいた)。
その解釈は、まあ、個々人に任せます。
そんな難しい話ではないけれど、きっと人によって噛み合わない部分があると思うので。
ただひとつ言えることは、心の内の咎や嘆きを吐き出すことが救われることに繋がるって考えてるっていうのは、けっこうつらいものがあります。
存在論の「嗚呼、赦されるなら」に繋がる辛さですね。

そして最後に、親愛度MAXお仕事セリフ
鍵を開けたのはキミだ、○○。閉じられるのもキミだけ

閉じることを、望んでるんですよね。少なくとも俺はそう読む。
自分の心の中の汚濁をさらけ出しているときはきっと、ハレバレとした気持ちではあったのだと思います。
だけど、そのままではいられないんだ。
その毒を彼女自身が理解しているから? 単に恥ずかしいから? それはわからないけど。
闇は消える。闇に飛び込めばね

内側と外側の逆転、闇を吐き出して歌うということ。
そして、いずれ闇の時間は終わるという示唆。
Pによって。
Pという光によって。

改めて眺めてみると、カードたったひとつの中で、セリフ同士が結構複雑絡み合っているように見えるものだなあ。密度が高い。
というわけで、正直さらっと流すつもりだったんですけど、こう、けっこう見ごたえがありますね。アブソリュートゼロ。
今回かなり多くの部分を引用したんで、文字資料としての価値はわかりませんが、このカードにはボイスもついてますんで、音声でこれらの台詞を確認するためにも、スカチケ、どうですか?

趣旨が変わっている。
二宮飛鳥に曲をリクエストしよう!その4
二宮飛鳥に曲をリクエストしよう!その4
あけましておめでとうございます!!
この僻地を覗かれてる諸氏は当然ご存じでしょうが、来ましたね、二宮!!!
新春二宮!!!
[暁の邂逅]二宮飛鳥!!!
みんなもう引いてくれたかな!?
俺はも~~~~驚くほどぜんっぜんっ引けなかったのでトレードでゲットしました!!
しまむー引けたから二宮とトレードしちゃってなんか若干鮫くらった感あるけど気にしない!!
300以上スタ価値差あるけど気にしない!!
俺の手元に二宮飛鳥がいるのだから!! それがすべてだ!!
万象万物一切合切が二宮飛鳥を手に入れる手段にすぎない!!

さて!!
というわけで今回もリクエストしていこう!!
[暁の邂逅]二宮飛鳥×暁を映して(岸田教団)!!
これね!!
今回は
というだけのチョイスです!!!
一ミリも頭使ってません!!!
普段から使ってねえだろというツッコミはおいとこう!!! それは凶器だ!!!
どのくらい頭使ってねえかというとこの曲は岸田教団の同人でしか発表されてなくて流通に乗ってねえからリクエストしても絶対通らないという。
でもかっこいいんですよこの曲!!
歌詞もまあ割と二宮なんだけど、そういうバンドだからねここ…。
とくに暁の邂逅っぽいところとかはないです…。

暁の邂逅所感。
顔が良い。
理解って貰えるだろうか。
特訓前後ともにめちゃめちゃ顔が良い。
特訓前は街並みを照らす初日の出を背負って、特訓後はなんと牛若丸モチーフ(俺調べ)。まずもうこの時点で美しすぎてお得感がすごい。

というくらいにしておこうか。
色々言いたいことがある。
けどまだテンションも何も落ち着いちゃいないんだ。
二宮飛鳥に曲をリクエストしよう!その3
二宮飛鳥に曲をリクエストしよう!その3
この記事を読むにあたって必要なみっつの事前知識!
・二宮飛鳥の話をするぞ!
・デレステでカバー曲を募集してるぞ!
・リクエストできるの1/31の14:59まで。ライナウ!

仕事を納めたり納めてなかったりするみなさん。
ご機嫌麗しゅう。
私は後者です。魔法少女に休息はねェ。

早速かるーく行ってみましょう。カジュアルに二宮飛鳥に曲をリクエストするドン!
今回はズバリ!!
[アブソリュート・ゼロ]二宮飛鳥+ × グングニル(BUMP OF CHICKEN)!!
中二といえばバンプ、バンプといえば中二みたいなとこありませんか?
その中でも伝説の武器の名を冠したこの曲の威力はすごい。
‪BUMP OF CHICKEN グングニル 歌詞 http://j-lyric.net/artist/a000673/l00260a.html

冒険の旅に船を駆り出す物語とグングニルという歌詞が何一つ噛み合っちゃいねえ!
しかも本筋の冒険の話すら時系列とっちらかってませんか?
…みたいな感じで、まさに黒歴史ノートをそのまま歌詞にしたかのような曲です。
だけどそれは翻せば我々のような人間を奮い立たせることばが随所に散りばめられてるという意味でもあり。
まさに宝石の嵐ですよ。ダイヤモンドダスト。アブソリュート・ゼロ。

さて、一方の二宮飛鳥のアブソリュート・ゼロ+ですが、モバの二宮としては最強に意味がわからないカードとなっております。
言ってることが難しいというのはそうなんですが、とにかくテンションがおかしい。
…クッ。この肌を裂くような寒さが、ボクのナカに眠っていた熱を暴き出す…もはや逃れる術はなく、詫びるべき咎もない。なら…歌うしかないだろう、アイドルとして。嘆きの息を…声に変えて!

以上アイドルコメント。
ざっくり所感ですが、存在論などでおなじみの「さあ、往こうか」の変形って感じありますね。
「詫びるべき咎」「嘆き」そういう抑圧するなにかをぶった切っていく、「解放」。
それをあらゆる分子運動がなくなる絶対零度から始めていくという逆説感は中二ぢからが高い。それとも、極低温すら二宮飛鳥の魂を押しとどめるのには役が足りないのか? 強い。
というわけで、このカードのテーマのひとつが、解放なの。

さて、グングニルの歌詞ですが、これもある意味解放と言えなくもない。
誰もが信じることはなかった謎の宝の地図。
それに対する好奇心がいよいよ抑えきれなくなった「彼」。
一方、好奇心のままに動く彼を妬む周囲の人間たち。
周囲の人間は、その嫉妬を抑えきれずに、「彼」の宝の地図を破り捨て去るという攻撃にすら出ます。
それでも「彼」は止まらない。船を組み立て、旅に出るまで漕ぎ着けます。
おれはここに感じ入るものがあります。
二宮飛鳥の、未だ描写されない過去です。

帰りの電車に続く。

おれたちが帰りの電車だ。

二宮飛鳥の「アイドル以前」について、ちょっと思いを馳せてみたいと思います。
二宮飛鳥の過去について象徴的なセリフといえば、黄昏の詩やぷちなどで頻出のものとして、
「ボクはただボクらしくあろうとしただけ」

「それが人と違っただけ」


というものがあります。細部は違いますが、おおよそこんな感じ。
そして、めざシンでは
「周囲の人間を愚かだと思っていた」

とも。

いま、われわれが当たり前のように目にしている二宮飛鳥のスタイルは、少なくとも周囲の人間には受け入れられるものではなかったということですね。
あの姿がすでに、多くの苦痛の上に作り上げられたものだと。
「キミのような大人がいるとはね」

というセリフからしても、親からも受け入れてもらえなかったんだとは思います。
なんとなく厳格な家柄が透けて見えるネ。

さて、ただ自分がやりたいことをやっているだけなのに孤立無援の二宮飛鳥。
かぶりますね。
グングニルの「彼」と。
己の夢を信じて、周囲の悪意に耐えながらも船を走らせた「彼」と。
二宮飛鳥にとっての「彼」も《共鳴者(シンパサイザー)》としてその目に映るんではないかしら? 俺はそんな気がします。

そして、物語の結末。
「誰もがその手を 気づけば振っていた」

「黄金の海原を走る船に向けて」


おれたちは、この景色を知ってるよな?
まあ、ちょっと、「黄金」と「紫」で色は違かろうけどさ。
見たろ?
さいたまスーパーアリーナで。
エコパスタジアムで。
福岡の会場で。
メットライフドームで。
あなたは、二宮飛鳥が二宮飛鳥であることを、きっと全身で肯定してくれたはずだ。


おれは知っている。
二宮飛鳥に曲をリクエストしよう! その2
二宮飛鳥に曲をリクエストしよう! その2
この記事を読むにあたって必要なみっつの事前知識!
・二宮飛鳥の話をするぞ!
・デレステでカバー曲を募集してるぞ!
・俺の二番目に嫌いな言葉は「推敲」です
・なんかリクエストできるの1/31の14:59までらしいぞ。ライナウ!
これじゃ4つだって? フフ…それはお約束、ってヤツさ

前回の投稿からみなさんを大変待たせてしまいました。
第二回、二宮飛鳥に曲をリクエストしよう企画、第2回となります。

ハァイ、ジョージィ。
二宮飛鳥に理想を押し付けてる? してない?
このイベント?は先手必勝やぞ。理屈はあとからついてくる!!
どんどんリクエストしような!!
やらぬ善よりとりあえずリクエスト!!

さて。
というわけで早速。
信仰告白からいってみようか。

みなさんには信じる神か、あるいはそういう存在はありますか?
どうしても下ろせない重荷を背負ってしまったときに、寄りかかれる存在は?
あなたの心の底で、あなたを救う何かは?

俺にはあります。
椎名林檎です。
NHKとのコネを獲得したのか、オリンピックの音楽プロデューサーとか紅白とかに最近出ずっぱりの椎名林檎が、俺の神です。
今日は、そんな俺の神から、二宮飛鳥に一曲授けて頂きたいと思います。
対戦よろしくお願いいたします。

閃光少女/東京事変
http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=A02583

存在証明を、Fig.2を、あるいは上記リンクを。

閃光少女。
椎名林檎神擁するバンド、「東京事変」の4thアルバム「競技(スポーツ)」の曲です。
以上情報です。
購入なりレンタルをしましょう。

時間にして、わずか3分。
「今日現在が確かなら万事快調よ」

「私は今しか知らない」

「貴方の今に閃きたい」

ただ、この一瞬を最高のものとするために、すべてを燃やし尽くす!!という青春と死の権化のような歌です。
命は、ただ強く激しくあるだけで儚く、美しいのだというのがもうなんかスッゲーバリバリ伝わってきますね。

というわけで、この神による神曲を歌わせたいアイドルと言えばそう!!
二宮飛鳥!!
[シンデレラドリーム]二宮飛鳥+!!!

これ豆知識なんですけど、二宮飛鳥ってSレアはおろかレアすらガチャから出ないんですよね。
なので、恒常的に手に入る二宮飛鳥って、静岡ボスのRと、このシンデレラドリームSRしかないんですよ。
だからきっと、地続きみたいなもんなんですよね。
是非あとで確認して欲しいんですけど、シンドリのセリフって最初のカードの引用みたいなところが結構あるんです。
だけど、なんというのかな、あんまり成長みたいなのはないんですよね。ちょっと少し、砕けただけ。
「アイドル」との付き合い方はちょっとこなれてきたかしら?
でも、最初から今まで、彼女の魂はずっと同じように在ったんだなって。

さて!
シンドリ+の特徴と閃光少女を絡めて語っていきます。
シンドリ+のキーワードはなんといっても「時間」です。
「時が経とうとも…キミが教えてくれたアイドルのかたちは此処にあるよ」

「受け止めて欲しい。一瞬の煌めきも、皆の中でなら永遠になれる。」

「これからのボクが往く旅は…現在の先にある。キミも往くだろう?」

勘のいいフォロワーは大好きだよ。
この時点でもうかなり「閃光少女」の歌詞と絡み合っているのを感じてもらえると思います。

永遠だってよ。
児戯じみてるよな。そんなものはこの世にはない。
そう、この世には。俺たちが今生きて戦うこの世界にはな。
だけど、二宮飛鳥の世界はどうだ?
バンナムのサーバーの中と、俺たちの脳内が重なり合って生まれた物語、その中にすら永遠はないと言い切れるか?
否だ。
光はここにある。
二宮飛鳥は、しょせんデータだ。テキストと、jpg。二次元世界の存在。
だからこそなんだよ。
二宮飛鳥は、俺たちの脳みそと、バンナムのサーバー、二つのメイン機とバックアップを併せ持てる。
その中に在れば二宮飛鳥は永遠の14歳のまま、光り輝き続ける。
二つの時間軸の中で、自在に存在できるんだ。
「今日現在が確かなら万事快調よ」
「時が経とうとも…キミが教えてくれたアイドルのかたちは此処にあるよ」
「私は今しか知らない」
「受け止めて欲しい。一瞬の煌めきも、皆の中でなら永遠になれる。」
「貴方の今に閃きたい」
「これからのボクが往く旅は…現在の先にある。キミも往くだろう?」

閃光少女の歌詞。
きっとこの詩を想う椎名林檎神の脳裏には少なからず「死」が見えていたことだろう。
だが、二宮飛鳥がそれを託されたなら、どうだ?
俺たちがいる限り、あるいはサーバーにデータが残されている限り、二宮飛鳥は光輝き燃え盛る「刹那」を「永遠」に保つことができるんだ。
二つの媒体と時間の中で生きられるがゆえに擬似的な永遠を得られるのは、すべての二次元アイドルで共通だ。
だが、自覚的にせよそうでないにせよ、デレマスでこの概念を振るえるのは二宮飛鳥をおいて他にない。

この1点。たった1点でしかないが。
二宮飛鳥は、俺の神を超越したんだ。
二宮飛鳥に曲をリクエストしよう! その1
この記事を読むにあたって必要なみっつの事前知識!
・二宮飛鳥の話をするぞ!
・デレステでカバー曲を募集してるぞ!
・ところで誰か俺に寄付してくれねえ?10万円くらい
以上まえがき!

ハァイ、ジョージィ。
デレステ二宮飛鳥に楽曲リクエストはしてる? してない?
Oh、それはもったいない。中略。お前は死んだ。

これからの人生の話をしよう。
デレステでカバー曲リクエストしてるらしいですね。
俺様自身ルール詳しく読んでない情弱なんで間違った情報がありましたら、こっそり啓蒙してほしいんですけど、それはともかくとして、このイベント?は己のアイドル愛や解釈を怪文書として世とちひろに開陳する大チャンス。
熱心なPチャンたちはもうとっくに担当アイドルさんにリクエストをぶち込んでくれまくってるよな!?
なんてったって回数制限とかもねえもんな!! 最高だぜ!!

というわけで、二宮飛鳥にも是非是非どしどしリクエストしてくれよな!ってのが今回の記事の趣旨なわけです。
二宮飛鳥のカバ〜といえばやはり、Jewelries 03に収録された「スカイクラッドの観測者」でしょう。シュタゲは良いからな…。
じゃあ、今回も同じようにセカイ系アニソンをリクエストすりゃええのんか?と言いますと、無論!!!!その方向性もアリよりのアリアリではありますが、まあざっくり雑になにリクエストもいいでしょとは思います。
これはとある少女のソロ曲の引用なんですが、

存在証明なんて本当はナンセンスなことさ。
だけど、それを叫ぶことに意味があると思うね。
キミもそう思うだろう?


引用終わり。
人には人のアイドル観と乳酸菌。
天才飛鳥P博士「ワシの二宮飛鳥は108式まであるんじゃ。」

https://www.uta-net.com/movie/37034/M4mCnbtaAzk
というわけで今回我輩が二宮飛鳥にリクエストしたのはですね!!
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「夕暮れの紅」!!
みんな大好きリライトのシングルのカップリングですな!!
小生、この曲が、モバゲーの二宮飛鳥のSSR、[黄昏の詩]とがっつりマッチすあ!!!って昨日気付いて寝る前にむせび泣いてたんですよ。

まずは[黄昏の詩]二宮飛鳥の解説から行きましょう。Fig.1をご確認ください。
美麗ですね。すげえ。初めて見たときはあまりの顔面ぢからに息を飲んだもんだ。今でも過呼吸になりかける。圧倒的美。

さて、その内容ですが、美しい二宮飛鳥が、過去の詩人の思索と深まる秋に想いを馳せています。読書の秋ですね。
二宮飛鳥は、過去の詩人の遺した詩たちに対して、的確な言葉を見つけられずにいます。
あなたたちの感じた情動をまだ知らない、と。
だけど、そこで止まらず、己の中の経験や時間を使って、感情の微細に手を伸ばす営みを、俺は尊く思います。

さて、そんな詩を読み秋の憂鬱に暮れる少女にふさわしい曲は決まった!(冒頭に戻る)

https://www.uta-net.com/movie/37034/M4mCnbtaAzk
ASIAN KUNG-FU GENERATIONで、「夕暮れの紅」ってわけですよ。

どこらへんが「ぽい」かというともう全部に赤線引いてやりたいところなんですが、噛み砕いていきましょう。
「浮かぶアイデア」「刻むワンセンテンス」。もう完全に詩ですね。「詩を書く」ということについての歌です。詩人である二宮飛鳥全般とのテーマの合致〜〜。
記憶を紡いで繋いで継ぎ接いで、その果てに得た、形容できない「溢れ出す何か」。

それでも ボクらは知らずにいられず 何度も何度も問うていく


そんなふうに歌った彼女の姿を思い起こすことですね。

なかでも俺が好きなのは、Cパート。
ここの「刻むリズム 今生きている」ってところ。
ワンセンテンスを刻む。
誰かに想いを伝える。
その営みを、「生きている」と力強く形容する歌詞。
「ダイスDE」などで死神に喩えられ、まあ生気を感じない二宮飛鳥。
そして彼女の周囲に散り落ちた、無数の「終わりの欠片」。
その中で。
その一部だとしても。
言葉を紡いでいるということは、二宮飛鳥はいまそこで、生きているということ。
丁寧に言葉を探すあまり、迂遠だと、あるいは冗長だと言われることの多い二宮飛鳥の生を、ここまで小気味よく、大胆に肯定してくれる。ここで俺は泣きました。

二宮飛鳥に合う曲は人それぞれ。
中二の頃の痛みが人それぞれなために。
この曲も、まあ、知名度が足りてないのでリクエスト通るかっつったら無理でしょう。
だからきっと、この俺の涙は枕に埋もれて消えるだけ。
それが悔しいから、今回、こうして記事を書きました。
ひとりでも多くの人が、「夕暮れの紅」に触れてくれるといいな。

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